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■管理者:西藤なるを 西藤小児科 こどもの呼吸器・アレルギークリニック
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Children Research Online
RSウイルスオンラインサーベイ
MLインフルエンザ流行前線情報DB Wiki


MLインフルエンザ流行前線情報DBのFAQ

【質問】
このMLインフルエンザ流行前線情報DBのプロジェクトに有志として参加したい(自主的な報告)のですが、どうすればよいのですか。
【質問】
このデータベースに症例報告をしたいのですが、どうすればよいのですか。
【答え】
有志のお申し出を感謝しております。このプロジェクトでは、自主的にインフルエンザの発生(迅速診断による診断が必須)をデータベースに症例報告してくださる方を「有志」と呼んでおります。

小児科医が多く参加するメーリングリスト「JPMLC」や「Ped-ft」に参加しておられれば、本DBから届くに日集計や週集計に書かれている報告方法に従い登録してくだされば結構です(JPMLCは週集計のみ)。特に有志になる旨を管理者にあらかじめ連絡する必要はありません。

どちらのメーリングリストにも参加されていない場合は、「flu-db」という有志のみのメーリングリストを設置しております。こちらに参加のお申し込みをお願いいたします。

こうしたメーリングリストを利用していることには理由があります。このプロジェクトには1シーズンに300名以上の有志の先生方が各地から現れます。とてもではありませんが、管理者が個別に全員と質疑応答・連絡をすることはできません。個別の交信を減らすためにメーリングリストを活用するようにしております。少ない人的労働で管理・運営を円滑に行うため、どうかこの方針をご理解下さい。

flu-db」のお申し込みは、お名前、勤務されている医療機関名とその所在地、などの簡単なプロフィールを管理者宛に電子メールでお寄せ下さい。「flu-db」メーリングリストへの登録は管理者がさせていただきます。お気軽に参加をお申し込み下さい。前述の日集計や週集計はきっと診療のお役に立つはずです。それを受け取られるだけでも値打ちがあると思います。

【質問】
同じ地域の医師会の先生からこのDBを教えていただき、地域のインフルエンザの流行を把握するためにインフルエンザの発生をこのDBに報告するように勧められました。この場合でも、「flu-db」メーリングリストに参加しないといけませんか。
【答え】
この場合は、必ずしも当該地域の医師会の先生方の全員が「flu-db」メーリングリストに参加していただく程のことはありません。どなたか代表者が「flu-db」メーリングリストか「JPMLC」「Ped-ft」に参加していただければ結構です。

メーリングリストを重視している理由は、前述いたしましたように管理者の負担を軽減することです。有志の先生からすべて個別に応答するわけにはいきません。各地域の有志の先生から質問や提案があった場合に、その代表の方がいずれかのメーリングリストで管理者に連絡してくだされば結構です。

このようにして、なるべく管理者から有志への応答が最小限度になりますように、ご理解とご協力をお願いいたします。

【質問】
今シーズンのプロジェクトが始まる前に当院ではインフルエンザの症例がありました。それは報告してもよいのですか。
【答え】
はい、今シーズンでしたらプロジェクの開始以前の症例でも構いません。

【質問】
報告するのは小児の症例だけでしょうか。

【答え】
いいえ、そうではありません。成人の症例でも報告を歓迎しております。

【質問】
小児科の先生が、このプロジェクトに大勢参加されていますが、成人しか診ていない内科医でも参加できるのでしょうか。

【答え】
もちろん、内科の先生も参加できます。ぜひ、ご連絡下さい。

【質問】
間違ったデータを入力してしまって、それがキャッシュされてしまい、何度訂正しても正しくデータが入力されていないといって、登録ができなくなってしまいました。

【答え】
この場合は、ページの末尾にある「ログオフ」をクリックして、キャッシュされている情報をすべて消去して、そして「更新(リロード)」してみてください。その操作でたいてい回復するはずです。他にも入力で不具合があれば、「ログオフ」と「更新(リロード)」はぜひ一度試してみてください。

【質問】
プロジェクトの開始以降に、市町村の統廃合があり当県の市町村が一部間違っています。市町村の情報を訂正していただけるでしょうか。

【答え】
ごめんなさい、流行シーズン途中は、市町村情報を書き換えることができません。毎年、だいたい11月にシステムの更新作業を行い、その時点での市町村の名を反映させるようにしております。申し訳ありませんが、当該シーズンは以前の市町村で登録してくださるようにお願いいたします。

【質問】
A市に報告したのですが、地図上ではB市の報告が増えたように表示されています。地図が間違っているようですが、直せますか。

【答え】
ごめんなさい、ご指摘の通り、地図の間違いです。なにせ、何千もの市町村がありまして、それを手作業で市町村名と地図を対応させておりますので、間違いはあると思います。市町村とそれに対応する地図の間違いは随時修正可能ですので、遠慮無くご指摘下さい。

ちょっと、一つ上の質問と紛らわしのですが、統合された市町村の情報は、次のシステム更新まで変えられませんが、市町村と地図の対応の間違いは随時修正可能です。間違いに気づかれたら、いつでもご連絡下さい。

【質問】
運用開始以前の症例は登録しても宜しいですか。

【答え】
はい、今年の秋からの症例でしたらご報告をお願いいたします。お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします。

【質問】
当院でもインフルエンザの迅速診断キットで診断を行っております。いずれのメーリングリストにも参加していませんが、このMLインフルエンザ流行情報前線データベースに症例を登録する事はできますか。

【答え】
当データベースの構築にご協力を頂けると聞いて嬉しく思っております。小児科医が多く参加するメーリングリスト(以下 ML)である Ped-ft, JPMLC に参加していない有志の先生のメーリングリストを作りましたので、ぜひそちらに参加してください(flu-db)。

こうしてMLを準備しているのは、報告してくださる先生からの質問が多く、個別の応答をなるべく減らし管理者の負担を減らすためです。

地域の医師会を通じて有志の先生を募ってくださる先生もおられます。その場合は、代表の先生がお一人いずれかのMLに参加していただければ結構です。そして地域の先生方からの質問があれば、MLで代表して質問してください。そうしてなるべく管理者への直接の問い合わせが減りますように、ご協力をお願いいたします。

 # もちろん、地位の医師会の先生が全員MLに参加してくださっても構わないのですが、。

【質問】
皆さん、どの様にしてデータを入れられているのですか。

【答え】
データベースへ症例を登録するためのメンバーページがあります。そのページのURLは、どこからもリンクされていません。プロジェクト参加者にMLでお伝えしております。。

【質問】
家族全員がインフルエンザを発症しました。しかし、迅速診断は家族の一人しかしていません。その場合、報告するのは家族全員ですか、迅速テストを行った一人だけですか。
【答え】
同居の家族・同胞例のみ、迅速診断が未施行でも症例の報告ができます。それ以外の迅速診断を行わない臨床症状のみの診断による報告はご遠慮下さい。

【質問】
このデータベースの流行情報は日常の診療にどのように役立ちますか。また公的な組織からの発表ですか。

【答え】
いいえ、公的機関からの報告ではありません。主に前述したJPMLC,Ped-ftなどのMLに参加している先生方からの自主的な報告を集計したインフルエンザ罹患者の数です。特に臨床症状のみの診断ではなくて、インフルエンザ迅速診断キットを用いた診断の報告を集計しております。こうした試みはまだ経験は乏しく、どれくらい実際の流行を反映しているのか明らかではありません。

どうかこのプロジェクトの趣旨と情報の収集方法をよく理解した上で、有益性についてはご自身で判断をお願いいたします。

【質問】
先生のお作りになった、日本地図入力システム大変興味深く拝見しました。これは、地域の定点感染情報や食中毒情報、各病院検査室を定点にした腸内細菌検出状況などに使えそうですね。ソースファイルなどをご紹介戴けないでしょうか。

【答え】
MLなどで連絡が取り合える方同士でデータベースを共有することは、大変便利で日常の診療に即役立ちます。今回紹介したインフルエンザデータベースも、どのようにデータベースを構築したか、そして運営したかなどをゆくゆくは公開するつもりでおります。

今回のデータベースシステムの概略を申しますと、診療所にODNのインターネット常時接続を契約しております、その上にLinuxのサーバーを運営しております。そしてLinux上でPostgreSQLと言うデータベースソフト(サーバー)を利用しています。そしてホームページとの連携にはPHPという言語でインターフェースを作っています(2001年よりSQLサーバーはMySQL に変更しました)。

一般のプロバイダー(特にインターネット・サービス・プロバイダー:ISP)との契約ではなくて、ちょっと特殊な環境の元でシステムを構築していると思ってください。しかしPostgreSQLとPHPというのは非常に多くのシステムで利用され実績のあるソフトウエアーです。もしよろしければ私のブックマークをご覧下さい。

http://www.children.or.jp/bookmark/postgresql.html

付け加えますとインフルエンザデータベースは、西藤のオリジナルのアイデアではありません。岐阜市医師会でもこうしたオンラインデータベースを用いて情報の収集と報告を市民に行う取り組みをされております。そして全国的なデータベースをWebで構築してみようと思ったのは、砂川先生のMLでのプロジェクト提案からです。しかし、プログラムは全くスクラッチ(何もない状態から)書き起こしたものです。

プログラム・ソースは、隠すつもりはないのですが、まったくいい加減なスクリプトがいっぱいあって、恥ずかしいから、どうかご勘弁を、。(^^;

プロのプログラマーならソースを見ないでも何をしているかすぐに分かると思います、システムの担当者に相談してみてください。

追伸:本サイトのブックマークで姉妹サイトをご覧下さい。本DBシステムのプログラムを転用したいくつかのプロジェクトが始まっています。

【質問】
このシステムは、チェックボタンやテキストを自動的に取り込み、日本地図に自動的に表示する仕組みになっているのでしょうか。

【答え】
う〜ん、正しい説明ではないかもしれませんが、そういう仕組みと思ってください。例えばどなたかがデータを入力されたら自動的に日本地図の表示も変更されます、でも決して私がいつもそばにいて絶えずホームページを書き換えているのではありません。(^^)

もう少し厳密に説明すると、データベースから表示に必要なデータを取りだしてHTMLを表示する前に集計を行っているのです。アッという間なので、実感が湧きません。PHPはスクリプト言語ですが、信じられない早さですね。

■ 日経メディカルをご覧になった方からの質問 ■
【質問】
日経メディカル6月号(2005年)を拝読いたしました。その中で「特製の甘い消毒液」と書かれていましたが、それはどのようなものですか?子どもにルゴールを塗るともう嫌がって、それ以後、もう来なくなってしまいます。子どもの咽頭処置にどんな消毒液を使っておられるのかぜひお聞かせ下さい。

【答え】
ウチは代々小児科で祖父、父が使っていた消毒液を、今でも私は使っています。一度はもう止めようと思ったのですが、どうしても塗って欲しいという患者さんがいるので止めないでいます。う〜ん、あの消毒液の作り方は、まぁ、言ってみれば一子相伝の秘薬なんです。叔父さん(内科医)でも知らないハズです。

でもどうしても知りたいですよね、分かりますよ。では、こうしましょう!このプロジェクトの有志の先生集めに随分と苦労しております。そこで先生のお住まいの都道府県で人口10万人あたり1名以上の有志の先生を集めてくださったら、その秘伝の消毒液の作り方をこっそりお教えしましょう。ただし口外は決してしないように。この条件でどうでしょうか。有志の先生をどうやって集めるかについても、私から提案があります。

この交換条件でどうですか!?

リンク

小児科フリートークML(Ped-ft)
開業されている宝樹真理先生(たからぎ医院・東京都渋谷区)が主催されている小児科医のフリートークをテーマにしたML

日本小児科医電子メールカンファレンス(JPMLC)
東北大学医学部小児科の根東義明先生が主催されている各小児科分野の症例検討をテーマとしたML

国立感染症研究所 感染症情報センター
砂川富正先生の所属されているセンターです。