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■管理者:西藤なるを 西藤小児科 こどもの呼吸器・アレルギークリニック
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(Since 2005/11/03)
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Children Research Online

〜 臨床医家でインフルエンザの流行速報を 〜

本プロジェクトのお誘い

全国から有志を募集しております目的と概要メーリングリストについて参加方法大事な約束心構え流行との妥当性これまでのDB今シーズンも有志の先生を募集します!お問い合わせ


全国から有志を募集しております

 本データベースに、自院のインフルエンザの診断状況を、自主的に報告してくださる有志の先生を募集しております。その際に有志の先生方と密に連絡ができますよう、以下に説明するメーリングリスト(ML)に参加していただくことお願いしております。報告してくださるインフルエンザの症例は、原則として迅速診断テストを行ったインフルエンザの症例としております(詳細は後述します)。

・地域サーベイランスとして 日本全体の流行状況だけではなく、各都道府県で市町村単位で集計表示されます。地域の先生方をお誘い合わせの上で参加していただければ、すぐにでもその地域の流行状況も共有することができます。都道府県・市町村にインフルエンザのローカルサーベイランスがない場合など、ぜひご活用下さい。

・インフルエンザの症例管理として 「MyData」というサービスを提供しております。自医院の報告をダウンロードしたり、個々の医院毎にインフルエンザの発生状況をグラフで集計表示したり、さまざまなサービスがあります。ご自身の医療機関におけるインフルエンザの検出情報は、患者さんにとって最も身近で確かなインフルエンザの流行情報となります。

・仲間は多い方がイイ! 有志の先生が多いほど、より流行を正確に提供できます。また地域の偏りを無くすためにも、全国から一人でも多くの有志の先生を探しております。難しいノルマが課せられる事はありません。まずは、お気軽に管理者までご連絡下さい。

 詳細は、以下の説明をお読み下さい。


目的と概要

 感染症予防法に基づき国立感染症予防センターでは、流行状況を把握するために各地域の医療機関に定点観測を依頼されていますが、その集計結果が診療の現場に戻ってくるのは2週間ほどの時間を要しています。しかし特にインフルエンザなどの流行の立ち上がりが早い感染症では、さらなる速報性が臨床の現場では求められています。

 そこで、主にPed-ft, JPMLCなど、小児科医が多く参加するメーリングリスト(以下 ML)で有志を募り、自医療機関で迅速診断検査を用いたインフルエンザ症例をWebページのフォームから自主的に登録してもらい、国内各地インフルエンザの検出状況をリアルタイムで集計表示し、流行状況(特に立ち上がり)を関係者に周知する運用を考えました。その名はずばり「MLインフルエンザ流行前線情報データベース」です。

 発案は国立感染症研究所感染情報センターの砂川先生で、そのホストコンピュータの設置とプログラミングを小生が行い、2000年の冬季から毎年して運営しております。


メーリングリストについて

これまで有志を募ったのは、主に以下のMLです。

小児科フリートークML(Ped-ft)
開業されている宝樹真理先生(たからぎ医院・東京都渋谷区)が主催されている小児科医のフリートークをテーマにしたML
http://www.ebisu.net/pedft.htm

日本小児科医電子メールカンファレンス(JPMLC)
東北大学医学部小児科の根東義明先生が主催されている各小児科分野の症例検討をテーマとしたML
http://jpmlc.org/

これ以外にも
・flu-DB
 上記の2つに参加していない方のための「flu-db」というMLを管理者が運営しております。Ped-ftもJPMLCにもどれにも参加されていない先生のために、管理者自らが運営しているMLです。

・医師のみのML
 地域の医師会や小児科医会のMLなど医師のみが参加されているMLでも、有志になっていてくださる先生がいます。ただ、そのMLに誰か一人はPed-ftやJPMLCに参加されていて、Ped-ftやJPMLCでお知らせした内容を転送していただいているはずです。

 このようMLを活用して運営上の連絡や操作の質疑、日報や週報を有志の先生にお伝えしております。これは運営している管理者への負担を避けることが最大の目的です。有志の先生が毎年数百名もおられますので、管理者はとても個別に応答はできません。本プロジェクトに協力して下さるなら、いずれかのMLに参加していただいて、管理者からの連絡が受け取れるようにして下さい。


本プロジェクトの参加方法

 本プロジェクトの参加方法は、すなわち、上述のMLに参加してくださることです。参加してくだされば、報告するWebページのURLやパスワードなどを日報や週報と共にMLでお知らせしております。それをご覧になり、もし診療でインフルエンザの症例を診断されれば、自主的に報告してください。MLに参加されていれば、報告してくださるのに特に管理者にあらかじめ連絡する必要はありません。

 最近特にお問い合わせで増えてきているのは、内科の先生の参加です。小児科の先生であれば、Ped-ftやJPMLCは小児科医にとっては役立つ投稿が多く、この機会に参加されることをお勧めします。しかし、どちらのMLも投稿数も多いので、メールばっかり来て読めなくなっているこのご時世ですので、「flu-DB」という管理者が運営しているMLがあります(前述)。こちらは、日報と週報、そして有志の先生からの質疑だけですので、それほど受け取るメールは多くありません。内科の先生でちょっと参加してみようかと思っておられる場合は、「flu-DB」がよいかもしれません。「flu-DB」の登録は管理者自らが行っておりますので、参加したい方は管理者にその旨お伝え下さい。


どうやって報告するのか、そして報告の基準

 前述したMLに参加されたら、日報もしくは週報を受け取られるはずです。その中に報告するWebページのURLやパスワードが記載されています。それをご覧になり、ML-flu-DBに症例の登録が可能になります。

 さて、本プロジェクトではインフルエンザの症例登録に際して、大事な約束があります。それは、報告する症例は臨床症状ではなく原則として迅速診断による診断を必要としております。「高い熱と鼻水、いま結構はやっているからインフルエンザだよな」といった臨床症状のみの診断による報告は遠慮していただいております。迅速診断が普及していますから、先の例は少数派になっているかもしれませんが、臨床症状だけの報告はご遠慮下さい。

 しかしこの約束も例外があります。2日以内の同居者(家族など)の発症は、迅速診断を省いても結構です。また、迅速診断の陽性例だけが登録の対象と思われたかもしれませんが、陰性例も登録が可能です。これは例えば、発症から非常に早い時間にお越しになり、周囲の流行状況から考えてもう間違いないだろうとか、そういった症例です。臨床的にインフルエンザを強く疑えば、陰性例でも報告は可能です。
 言ってしまえば「迅速診断をして確認するくらい強くインフルエンザを疑う」症例です。報告症例にあえて幅を持たせた理由は、迅速診断はあくまで診断を補うものと見ているCDCの基準に準拠したという事と、もう一つは、もし新型インフルエンザで、現在の迅速診断テストが陽性になるとは限らないなどの懸念からです。診断キットを使えと言っておきながら変ですが、先生方の患者さんを診る目を大切にしてください。

 この約束がちょっとややこしいのですが、ご理解していただけるでしょうか。


本プロジェクトに参加する心構え

 1例ずつ報告するプロジェクトですから、とても大変だと思います。勢い込んでプロジェクトに参加したけれども、最後まで続かない事もあるはずです。でも、それを恐れて参加をためらったりはしないで下さい。他のページでもお伝えしましたように、このML-flu-DBはインフルエンザの流行の立ち上がりを知らせあう事ももちろんですが、「あれ、ヘンだぞ」を知らせあう事もとても大事なことです。

 最後まで続けようとするなら、例えば、全例登録しようと思わず、たとえば3例に1例など少し間引いて参加参加されるのも良いかもしれません。忙しい診療の合間でもできる事を流行の終わりまで続けてもらう方がよいかもしれません。

 どうか肩の力を抜いてプロジェクトに参加してください。各MLに参加してくださり、日集計や週集計のみを受け取り診療に役立ててくださるだけで、それでも立派な有志の先生と見なしております。

 また「MyData」というご自身が登録された症例のみを分析するサービスを設けておりますので、これを活用されることを主眼において参加されるのもよいことです。この「MyData」は有志の先生に好評で、これが目当てで参加される方も大勢おられます。


流行との妥当性

 この運用で、誰もが心配されるのは、はたして実際の流行を正しく反映するのかどうかです。

 時間が空いているときは症例登録が可能ですが、忙しくなってくると登録ができなくなる恐れもあります。また特定の地域に熱心な先生がいたり、また逆に関心のある先生が全くいない地域もあるでしょう。そして、迅速診断を行った症例のみの登録となっており、診断キットの供給不足も過去にありました。

 このサイトの集計は、有志の先生方の自主的な報告でしたが、厚生労働省が発表する国内の発生数と、かなり高い相関を示しております。[詳細な分析]のページをご覧下さい。これで安心されたと思います。有志の先生がさらに増えれば、地域の流行も正しく反映すると期待しております。


これまでのDB

 本プロジェクトは2000年の冬季から毎年行われております。過去のDBは以下のURLでご覧になることができます。

【お断り】2000/01年, 2001/02年のDBは、現在復元作業を行っております。


今シーズンも有志の先生を募集します!

 以上が本プロジェクトの有志になって下さる先生向けの説明です。他にもご不明な点は「FAQ」をお読み下さい。それでもわからないことがありましたら、管理者にお尋ね下さい。

 報告義務とか課題などを与えられるわけではありませんので、関心のある先生はお気軽にご連絡下さい。各地の有志の先生を一人でも多く探しております。

 たくさんの先生方からのお申し込みが届くことを楽しみにしております!

[砂川先生と私(西藤なるを)]

お問い合わせは「西藤なるを」まで

重要関連リンクサイト
小児科フリートークML(Ped-ft)
開業されている宝樹真理先生(たからぎ医院・東京都渋谷区)が主催されている小児科医のフリートークをテーマにしたML
http://www.ebisu.net/pedft.htm

日本小児科医電子メールカンファレンス(JPMLC)
東北大学医学部小児科の根東義明先生が主催されている各小児科分野の症例検討をテーマとしたML
http://jpmlc.org/

国立感染症研究所 感染症情報センター
本プロジェクトリーダーの砂川富正先生の所属されているセンターです。
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html
 

 

インフルエンザの流行が終わる頃の琵琶湖湖畔.
菜の花の咲き乱れる対岸は蓬莱山